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災害関連(カトリーナ台風、地震、それ以外の災害)の心理学英語論文のアブストラクトを日本語に訳したものです。興味がある方、物足りない方はリンクをたどって本文を入手してお読みください。(リンク先への移動にはやや時間がかかるのでご注意ください)
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2024/04/19  15:23:07
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2011/03/19  14:32:57
APA PsycNetのSearchを使用
http://psycnet.apa.org/index.cfm?fa=search.advancedSearchForm

TitleにHurricane Katrinaを含む論文を検索⇒23件ヒット

PR
2011/03/19  14:31:46
APA PsycNetのSearchを使用 http://psycnet.apa.org/index.cfm?fa=search.advancedSearchForm
Titleにearthquakeを含む論文を検索⇒8件ヒット
2011/03/19  14:29:10
Heredity links natural hazards and human health: Apolipoprotein E gene moderates the health of earthquake survivors.
遺伝が自然災害と人体の健康を結びつける:アポリポ蛋白質e遺伝子が地震被災者の健康を調整する
Daly, Michael; MacLachlan, Malcolm
Health Psychology, Vol 30(2), Mar 2011, 228-235.
http://psycnet.apa.org/journals/hea/30/2/228/

目的:本研究は、外因性のストレッサーである地震が健康に及ぼす影響をアポリポ蛋白e-ε4対立遺伝子が調整することを検討する。デザイン:「自然実験」のデザインが使われ、人口ベースコホートの台湾の老人718名を対象に、アポリポ蛋白e-ε4 対立遺伝子の有無と破壊的な地震の主観的・客観的な経験レベルの相互作用を検討した。主要な結果判定法:知覚されたコントロール感と抑うつの尺度で、健康の認知-感情的な次元が測定された。また、日常生活や移動のしやすさに関係する道具的な活動の尺度で、機能的制約が測定された。自己報告式の単一項目で、全般的な健康状態が測定された。結果:自分の資産に損害を受けた者や、家から避難しなくてはならなかった者(高客観的被災者)は、アポリポ蛋白e-ε4 対立遺伝子をもっている場合にのみ、一年後に自己報告式の健康項目を低く回答し、知覚されたコントロール感が低かった。同様に、地震を深刻な苦痛に満ちたものと答えた者(高主観的被災者)も、アポリポ蛋白e-ε4対立遺伝子をもっている場合にのみ、一年後の機能性や健康が低かった。結論:本研究の知見はアポリポ蛋白e-ε4 対立遺伝子の遺伝的変異が、自然災害への被災といった外因性のストレスが健康に及ぼす効果を調整することを示唆している。



2011/03/19  14:09:46
Dream content: Reflections of the emotional and psychological states of earthquake survivors.
夢の内容:地震被災者の情緒・心理の反映
Najam, Najma; Mansoor, Abeer; Kanwal, Rabia Hussain; Naz, Sajida
Dreaming, Vol 16(4), Dec 2006, 237-245.
http://psycnet.apa.org/journals/drm/16/4/237/

  本研究は、地震被災者の情緒・心理状態が反映されたものとしての夢の語りの内容を検討した。夢や夢のイメージは、夢を見た人が遭遇した情緒・心理的なトラウマの影響を受けることがくりかえし示されてきた。本研究では、これまでの研究で使われてきた夢の語りや夢の内容の評定が利用された。2005年10月8日のパキスタン(アザドカシミア地方)地震の被災者の中のボランティア27名が行った夢の語りや内容評定が、同様のデモグラフィック要因をもつ27名のボランティアのものと比較された。3つの独立した評定者が夢の語りと内容を評定した。評定者の一貫性は高かった(86.05)。その結果、被災者のグループはより鮮明で不快でぞっとするような、敵意に満ちた夢をみていた。性差は見られなかった。本研究のデータはトラウマの基盤となっているしくみを理解し、効果的な介入方法を探るためのより厳密な研究が必要であることを示している。また、興味深いことに、再発性のある夢も観察された。これは今後独立した研究として考えていくべきだろう。



2011/03/19  13:23:32
The effects of eye movement desensitization and reprocessing (EMDR) therapy on posttraumatic stress disorder in survivors of the 1999 Marmara, Turkey, earthquake.
1999年のトルコ・マルマラ地震の被災者に見られるPTSDに対する眼球運動による脱感作および再処理法の効果
Konuk, Emre; Knipe, James; Eke, Ibrahim; Yuksek, Hakan; Yurtsever, Asena; Ostep, Sinem
International Journal of Stress Management, Vol 13(3), Aug 2006, 291-308.
http://psycnet.apa.org/journals/str/13/3/291/

1999年のトルコ・マルマラ地震への対策プログラムの一環として、避難テントで暮らす推定1500名のPTSD患者に対して眼球運動による脱感作および再処理法(EMDR)の治療が行われた。PSTDの診断を受けた41名の代表集団を評価したフィールドスタディの結果、治療を受けた患者の92.7%の症状を除去し、それ以外の患者の症状を軽減するためには、平均して90分セッションを5回行えば十分だった。治療の前後で、自己報告式のPTSD症状尺度の全体および全ての下位尺度得点が有意に減少した。これらの効果は6ヶ月後の追跡調査でも維持されていた。同様のパターンは受理面接のときの向精神剤使用の有無とは無関係に見られた。



2011/03/19  12:56:24
Short-term group play therapy with Chinese earthquake victims: Effects on anxiety, depression and adjustment.
中国人の地震被災者に対する短期の集団プレイセラピー:不安、抑うつ、適応への効果
Shen, Yih-Jiun
International Journal of Play Therapy, Vol 11(1), 2002, 43-63.
http://psycnet.apa.org/journals/pla/11/1/43/

本研究は1999年の台湾地震に被災した台湾に住む中国人の小学生に対して行われた、子ども中心の短期間の集団プレイセラピーの効果を検討した。65名の小学生(8~12歳)がスクリーニングされた。実験条件の子どもは、プレイセラピーをした後に統制条件の子どもと比べて、不安レベルや自殺のリスクが低かった。治療の効果は、アメリカ人の子どもにプレイセラピーを行った過去の研究の知見を支持した。これらの知見は、非西洋圏の学童に対して、西洋の支援テクニックを導入した災害への介入サービスをおこなうことの可能性を明らかにした。



2011/03/19  12:50:02
Age and emotional response to the Northridge earthquake: A longitudinal analysis.
ノースリッジ地震(ロス地震)に対する情緒的反応と年齢:縦断的解析
Knight, Bob G.; Gatz, Margaret; Heller, Kenneth; Bengtson, Vern L.
Psychology and Aging, Vol 15(4), Dec 2000, 627-634.
http://psycnet.apa.org/journals/pag/15/4/627/

横断的な研究では、年輩者の方がが自然災害に対する情緒的な苦痛レベルが低いことを示した。成熟仮説では、年輩者の方がストレスフルな出来事に対する反発が弱いと主張するが、摂取仮説では災害の事前経験が防衛的な働きをすると主張している。30~102歳の166名の大人が1994年のノースリッジ地震に関する面接に参加した。地震の前後で抑うつムードがどう推移したかに関する縦断的データが入手できた。成熟理論は概して支持されなかった。初老の人々がもっとも抑うつムードが低かった。しかし、この年齢差は地震の前から見られていた。高齢者は地震関連の反芻がもっとも少なかったが、被災で受けたダメージと反芻の関係を年齢が和らげるということはなかった。接種理論は抑うつムードについて支持された。事前の地震の経験が被災後の抑うつ得点を下げていた。



2011/03/19  12:39:26
Effects of the 1989 San Francisco earthquake on frequency and content of nightmares.Wood,
1989年のサンフランシスコ地震が悪夢の頻度と内容に及ぼす効果
James M.; Bootzin, Richard R.; Rosenhan, David; Nolen-Hoeksema, Susan; Jourden,
Forest
Journal of Abnormal Psychology, Vol 101(2), May 1992, 219-224.
http://psycnet.apa.org/journals/abn/101/2/219/

 自然災害が悪夢に及ぼす効果をシステマティックに評価すると、1989年のロマ・プリータ地震のあとでカリフォルニア州サンフランシスコ湾岸地域に住む92名の大学生が悪夢を見る頻度は、統制群であるアリゾナ州タスカンの97名の2倍であった。カリフォルニア州の参加者は全般的に悪夢を多く見るだけでなく、地震についての悪夢を多く見ていた。3週間のあいだ、サンフランシスコ湾岸地域の参加者の40%が地震の悪夢を一度以上報告したが、アリゾナ州では5%だった。しかし、地震の悪夢はそれ以外の悪夢よりも情緒的に激しいものであるわけではなかった。トラウマティックになりそうな出来事の経験が悪夢を増やし、特にその出来事についての悪夢が増えるという、昔からの考え方は支持された。しかし、それらの出来事についての悪夢は激しいものであるという一般的な意見は否定された。


2011/03/19  12:31:08
A prospective study of depression and posttraumatic stress symptoms after a natural disaster: The 1989 Loma Prieta earthquake.
自然災害後の抑うつと心的外傷後ストレス症状に関するプロスペクティブ研究:1989年のロマ・プリータ(サンフランシスコ湾岸)地震
Nolen-Hoeksema, Susan; Morrow, Jannay
Journal of Personality and Social Psychology, Vol 61(1), Jul 1991, 115-121.
http://psycnet.apa.org/journals/psp/61/1/115/

  ロマプリータ地震の14日前に、137名の学生の情緒的健康とネガティブムードへの反応スタイルが測定された。地震の10日後と7週間後に再び調査が行われ、抑うつや心的外傷後ストレスがもっとも持続してしまう学生についての予測が調べられた。回帰分析の結果、地震の前にすでに抑うつレベルやストレス症状が高かった学生や、自分たちの症状に対して反芻的なスタイルをとってしまう学生が、二つの時期に行われた追跡調査の両方で、より強い抑うつとストレス症状を示していた。地震が原因でより危険でつらい状況にさらされた学生は、地震後10日たっても症状のレベルがあがっていた。また同じように、地震の10日後でも地震の経験を反芻していた学生は、地震から7週間たった後でも高いレベルの抑うつやストレス症状を示していた。 




2011/03/19  11:54:23
Birth order and the 1971 Los Angeles earthquake
生まれ順と1971年のロス地震の関連
Hoyt, Michael F.; Raven, Bertram H.
Journal of Personality and Social Psychology, Vol 28(1), Oct 1973, 123-128.
http://psycnet.apa.org/journals/psp/28/1/123/

地震の翌日に兄弟姉妹の一番上またはそれ以外である大学生428名に質問紙が配布され、不安喚起やストレスの程度が調べられた。サンプル全体でみると、男性でも女性でも生まれ順と不安や親和の程度に関係はなかった。ただし、地震がおきたときに一人きりだった回答者112名をとりあげると、生まれ順の効果が見られた。女性では長女(一人娘も含む)はそれ以外よりも不安も親和性も高かった。予測とは逆に、男性では長男はそれ以外と比べて不安が少なく、生まれ順は親和性とは無関連だった。いくつかの複雑な問題や解説が議論された。
2011/03/19  10:57:52
Family and individual factors associated with substance involvement and PTS symptoms among adolescents in greater New Orleans after Hurricane Katrina.
カトリーナ台風以降のニューオリンズにおける、青少年の薬物関与と心的外傷症状に関連する家族と個人の要因の検討
Rowe, Cynthia L.; La Greca, Annette M.; Alexandersson, Anders
Journal of Consulting and Clinical Psychology, Vol 78(6), Dec 2010, 806-817.
http://psycnet.apa.org/journals/ccp/78/6/806

目的:本研究では、臨床機関に紹介された台風被災者の青少年の心的外傷ストレス症状とドラッグへの関与を規定する要因として、台風のインパクトや家族と個人のリスクファクターを検討した。方法:80名の青少年(87%が男性、13~17歳、平均年齢15.6歳、38%がマイノリティ)とその親が、薬物乱用治療の受理面接を受けた。時期は被災後16~46ヶ月後であった。独立変数は、台風の影響をあらわす変数(初期の喪失/損害・知覚された命の危険)、デモグラフィック要因と災害前から続く要因(家族の収入・性別・被災前の薬物使用状況・被災前のトラウマ経験・親の薬物使用状況)、そして災害後の非行行動であった。結果:階層的多変量回帰分析の結果、青少年の薬物関与は家族の高収入、親によるモニタリングの低さ(青少年の報告によるもの)、非行行動と関連していた。青少年が報告するPTS症状は、台風関連の初期の喪失/損害や家族のまとまりのなさ(青少年からの報告)、非行行動と関連しており、親が報告する青少年のPTS症状は、両親の精神病理の多さや親によるモニタリングの低さ(青少年からの報告)、家族のまとまりのなさ(青少年からの報告)と関連していた。結論:これらの結果は台風のインパクトは青少年が自己報告したPTS症状のみと関連していることを示す。しかし、災害後の家族や個人のリスクファクター(家族のまとまりの欠如、親のモニタリングの不足、非行行動の多さ)は青少年の薬物関与とPTS症状の両方と関連していた。これらの要因を明らかにすることによって、今後の研究の方向性および災害後に生じる青少年の薬物関与のスクリーニングや介入を刷る際のターゲット領域が明らかになった。


2011/03/19  10:31:43
The psychosocial impact of Hurricane Katrina on persons with disabilities and independent living center staff living on the American Gulf Coast.Fox,
カトリーナ台風がアメリカの(メキシコ)湾岸に住む身体障害者と自立生活センターのスタッフに与えた影響
Michael H.; White, Glen W.; Rooney, Catherine; Cahill, Anthony
Rehabilitation Psychology, Vol 55(3), Aug 2010, 231-240.
http://psycnet.apa.org/journals/rep/55/3/231/

目的:カトリーナ台風が身体障害者の心理的健康や、被災地で自立生活を送る身体障害者の能力に与えた影響を検討すること。参加者:アメリカ湾岸でカトリーナ台風に被災した56名の生存者との会話を文字にしたものが分析された。参加者は身体障害を抱えているか、身体障害者と共に働いている者のいずれかだった。方法:個別または参加者のフォーカスグループごとに半構造化面接が実施された。解釈学的技法を用いた質的な分析が行われた。結果:6つのテーマが浮かび上がった。それは信念、懐疑的な心、自分や他者を責める気持ち、家族の適応、レジリエンス、仕事に対する責任であった。結論:身体障害者が災害に適応していくためのレジリエンスは上記に挙げた要因を通じてよりよく理解でき、それらは将来的な災害で脆弱性をもつ人々に社会が手を差し伸べられるようなソーシャルキャピタルの効果的なバロメーターとなりうるだろう。

2011/03/19  10:17:12
A tale of two studies of two disasters: Comparing psychosocial responses to disaster among Oklahoma City bombing survivors and Hurricane Katrina evacuees.
二つの災害についての二つの研究の物語:オクラホマ市の爆破事件の被災者とカトリーナ台風の被災者の心理社会的反応の比較
North, Carol S.
Rehabilitation Psychology, Vol 55(3), Aug 2010, 241-246.
http://psycnet.apa.org/journals/rep/55/3/241/

目的:過去数十年の災害におけるメンタルヘルスの研究の蓄積は、災害時のメンタルヘルスの介入をガイドする知識に貢献してきた。しかし、災害が起きた場合に予測されるメンタルヘルスの需要のアウトラインとなるような単一の法則はあるのだろうか。方法:本稿では災害シナリオが違えば、そこで生じるメンタルヘルスの需要も異なることを示すために、二つのまったく異なる災害によって、まったく異なる人々に生じた二つの異なる研究を比較した。それはオクラホマ市の爆破事件とカトリーナ台風である。結果:二つの異なる災害研究のレビューから、災害内容や被災者、被災状況の違いによって、災害後のメンタルヘルスの需要には多くの様相と複雑性が生じることがわかった。オクラホマ市爆破事件の研究の主要知見は、心的外傷後ストレス障害(PTSD)と関連しており、カトリーナ台風の研究の主要知見は、元々あった長期的なメンタルヘルスと薬物乱用の問題に関連するものだった。結論:本稿でレビューした災害研究では、災害のタイプ、影響を受ける人々、被災状況、研究のタイミング、そして研究の結果わかったことがそれぞれ異なっていた。単一の災害後のメンタルヘルスモデルでは、すべての災害後のシナリオを説明することはできないことは明らかだ。

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