忍者ブログ
ADMIN / ENTRY
最新記事
(04/12)
(04/11)
(04/08)
(04/07)
(04/06)
(04/05)
(04/04)
(04/02)
(04/01)
(03/31)
(03/30)
(03/29)
(03/28)
(03/26)
(03/25)
(03/24)
(03/24)
(03/23)
(03/23)
(03/22)
(03/21)
(03/21)
(03/21)
(03/20)
(03/20)
ブログ内検索
災害関連(カトリーナ台風、地震、それ以外の災害)の心理学英語論文のアブストラクトを日本語に訳したものです。興味がある方、物足りない方はリンクをたどって本文を入手してお読みください。(リンク先への移動にはやや時間がかかるのでご注意ください)
<<  2024/04  >>
10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 
2024/04/19  10:52:16
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2011/04/12  23:11:40
How Does Negative Life Change Following Disaster Response Impact Distress Among Red Cross Responders?
災害対応後の生活のネガティブな変化が赤十字隊員の苦悩にどうインパクトを及ぼすか
McCaslin, Shannon E.; Jacobs, Gerard A.; Meyer, David L.; Johnson-Jimenez, Erika; Metzler, Thomas J.; Marmar, Charles R.
Professional Psychology: Research and Practice, Vol 36(3), Jun 2005, 246-253. 
http://psycnet.apa.org/journals/pro/36/3/246/

 アメリカ赤十字はアメリカ合衆国の災害に対応する最大の非政府組織である。本研究は2001年9月11日のテロ攻撃の年に起きた生活のネガティブな変化が、この災害に対応した赤十字災害対策本部(国家災害チーム)の757名の従業員とボランティアの苦痛レベルに与えたインパクトを検討した。災害後の一年間に起きた生活のネガティブな変化は、災害対応と抑うつ症状を完全に媒介し、災害対応と心的外傷性ストレスや不安症状を部分的に媒介した。この結果は、災害対応を行った年に起きる生活の変化が及ぼす影響の深刻さや、災害任務につく前後に担当者に対して教育やフォローアップのサービスを行うことの重要性を強調する。任務中あるいは任務後に、災害関連のストレスをモニタリングすることが提案された。



PR
2011/04/08  17:53:19
What predicts psychological resilience after disaster? The role of demographics, resources, and life stress.
災害後の心理的レジリエンスを予測するものは何か?デモグラフィック要因、資源、ライフストレスの役割Bonanno, George A.; Galea, Sandro; Bucciarelli, Angela; Vlahov, David
Journal of Consulting and Clinical Psychology, Vol 75(5), Oct 2007, 671-682.
http://psycnet.apa.org/journals/ccp/75/5/671/

多くの研究によって、潜在的にトラウマティックな出来事に遭遇した成人のほとんどはレジリエンスを示すことが示されてきている。しかし、成人のレジリエンスを促進したり阻害する要因についての研究は限られている。本研究はレジリエンスと様々な社会文脈的要因の関係のパターンを検討した。著者は2001年9月11日のテロ攻撃の後にニューヨーク市で2752名に対してランダムデジット方式を用いた電話調査を行った。レジリエンスはPTSD症状のあるなしによって定義され、低レベルの抑うつと薬物使用に関連付けられた。多変量解析の結果、レジリエンスの持続は回答者の性別、年齢、人種、教育、トラウマ接触の程度、所得の変化、ソーシャルサポート、慢性的疾患の頻度、最近または過去のライフストレッサーによって予測された。今後の研究や介入へのインプリケーションが議論された。


2011/03/22  11:03:03
Psychological functioning following an acute disaster.
突発的で深刻な災害後の心理的機能
Barling, Julian; Bluen, Stephen D.; Fain, Rolene
Journal of Applied Psychology, Vol 72(4), Nov 1987, 683-690. 
http://psycnet.apa.org/journals/apl/72/4/683/

  著者たちは、突然の工場爆発事故(死者14名、負傷者14名)の後で生じた個人的・組織的機能について検討した。実験群(実際に爆発に遭遇した40名)と二つの統制群(同じ工場で異なる業務にあたっていた76名と、別の工場で同じ業務にあたっていた40名)に対して、年齢と終身雇用かどうかを統制した上で多変量分散分析を実施して、比較を行った。その結果、爆発から2週間後および2カ月後のどちらでも、仕事に対する満足感、組織的なコミットメント、結婚に対する満足度、心理的苦痛にグループの違いは見られなかった。違いが見られなかったのは、災害がじわじわと悪影響をもたらすものではなく、突発的に強いダメージをもたらすものであったためと考えられた。また、どちらの時期でも家族によるサポートが個人の機能と関連しており、監督者によるサポートが仕事に対する満足度と関連していた。サポートの源泉や結果の性質がストレッサーの源泉と矛盾していないという面に注目してこの結果が議論された。


2011/03/21  10:45:48
A school community in disaster: Primary and secondary prevention in situational crisis.K
災害における学校コミュニティ:危機的状況における一次的・二次的予防対策
lingman, Avigdor; Ben-Eli, Zion
Professional Psychology, Vol 12(4), Aug 1981, 523-533.
http://psycnet.apa.org/journals/pro/12/4/523/

本研究は、非常事態において地域の学校心理サービスによる予防的介入を行う際の、予備的モデルを提供するものである。イスラエル近郊で起きたテロリストの襲撃事件のあと、地域の学校心理サービスは、一次的・二次的予防モデルを用いて近隣の学校にサービスを提供するため、組織を改編した。これらのモデルが現地で実際に使われ、メンタルヘルスを扱った者が直面した基本となる非常時の論点が明らかになり、ストレスであることが明確な状況においてどのように特定のテクニックが選ばれたかが説明された。



2011/03/20  14:45:32
Mental health promotion and the media: Community response to the Kansas City hotel disaster.
メンタルヘルスの促進とメディア:カンザス市のホテルにおける災害(訳注:歩道橋落下事故)
Gist, Richard; Stolz, Stephanie B.
American Psychologist, Vol 37(10), Oct 1982, 1136-1139.
http://psycnet.apa.org/journals/amp/37/10/1136/

本研究は、ホテルの歩道橋落下事故(死者111名負傷者200名以上)によって生じた、コミュニティ規模のメンタルヘルスの危機に対して、カンザス市のメンタルヘルス機構がどのように対応したかを説明する。メンタルヘルス機構はメディアを通じてメンタルヘルス関連の教育を実施し、地元の心理学者、介護士、被災者の支援グループのトレーニングを行った。500名以上が地域のメンタルヘルスセンターに援助の連絡をした。メンタルヘルス機構の災害に対する対応の特徴として、迅速さと取り組みの調整、そして公教育キャンペーンのためにメディアとうまく協力したことがあげられる。このキャンペーンの情報は、災害がメンタルヘルスに及ぼす影響を検討した心理学の研究がベースになっていた。



2011/03/20  14:30:23
Some reactions to a hypothetical disaster.
仮想上の災害に対する反応
Pepitone, Albert; Diggory, James C.; Wallace, W. H.
The Journal of Abnormal and Social Psychology, Vol 51(3), Nov 1955, 706-708. 
http://psycnet.apa.org/journals/abn/51/3/706/

「もしも毒ガスをつんだ爆撃機の襲来が間近に迫ったらどう行動するか」を尋ねる方法で、災害状況に対する個々人の対応が検討された。34名の参加者にはその危機が命の危険を伴うもので、33名の参加者には行動が一時的に少しだけ制約されるされるものと伝えられた。3パターンの行為があらわれた。それは脱出、積極的な防御、とじこもり(encapuslation)であった。また、もっとも安全な手段をとる程度に脅威の程度に応じて違いが見られる可能性があった。他者を援助しようという意欲は脅威の程度と反比例し、物資の確保は脅威の程度ではなく、個々人の避難のやり方と関連していた。



Powerd by NINJAブログ / Designed by SUSH
Copyright © 災害関連の心理学英語論文:要約日本語版 All Rights Reserved.
忍者ブログ [PR]