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災害関連(カトリーナ台風、地震、それ以外の災害)の心理学英語論文のアブストラクトを日本語に訳したものです。興味がある方、物足りない方はリンクをたどって本文を入手してお読みください。(リンク先への移動にはやや時間がかかるのでご注意ください)
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2011/04/07  23:03:00
Unlucky victims or lucky survivors? Spontaneous counterfactual thinking by families exposed to the tsunami disaster.
不運な被害者、それとも幸運な生存者?津波災害に遭った家族の自発的反実思考
Teigen, Karl Halvor; Jensen, Tine K.
European Psychologist, Vol 16(1), 2011, 48-57. 
http://psycnet.apa.org/journals/epp/16/1/48/

幸運や不運についての主観的経験は、あと少しでそうなりそうだったという反実思考に対して、上方比較を行うか下方比較を行うかによるようだ。被災者は両方の選択肢をもっている。彼らはまずい時期にまずい場所にいたが、もっと悪い運命をたどった可能性もあったからだ。彼らは不運な被害者だけれども、幸運な生存者でもあるのだ。東南アジアで津波被害に遭遇したノルウェー人85名に対して、津波から9~11ヶ月後に面接を行った。彼らは話題の主要部分における重要なテーマになったという意味では幸運であった。自分たちのことを不幸であるとか不運であると主張した者はいなかった。さらに、反実思考や他者との下方比較は、上方比較よりも10倍多く生じていた。2年後の追跡調査では、95%が自分たちは幸運だったと答えた。文脈解析の結果、感謝や罪悪感、超自然的な信念など、運の様々な側面が明らかになった。


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