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災害関連(カトリーナ台風、地震、それ以外の災害)の心理学英語論文のアブストラクトを日本語に訳したものです。興味がある方、物足りない方はリンクをたどって本文を入手してお読みください。(リンク先への移動にはやや時間がかかるのでご注意ください)
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2011/03/19  14:29:10
Heredity links natural hazards and human health: Apolipoprotein E gene moderates the health of earthquake survivors.
遺伝が自然災害と人体の健康を結びつける:アポリポ蛋白質e遺伝子が地震被災者の健康を調整する
Daly, Michael; MacLachlan, Malcolm
Health Psychology, Vol 30(2), Mar 2011, 228-235.
http://psycnet.apa.org/journals/hea/30/2/228/

目的:本研究は、外因性のストレッサーである地震が健康に及ぼす影響をアポリポ蛋白e-ε4対立遺伝子が調整することを検討する。デザイン:「自然実験」のデザインが使われ、人口ベースコホートの台湾の老人718名を対象に、アポリポ蛋白e-ε4 対立遺伝子の有無と破壊的な地震の主観的・客観的な経験レベルの相互作用を検討した。主要な結果判定法:知覚されたコントロール感と抑うつの尺度で、健康の認知-感情的な次元が測定された。また、日常生活や移動のしやすさに関係する道具的な活動の尺度で、機能的制約が測定された。自己報告式の単一項目で、全般的な健康状態が測定された。結果:自分の資産に損害を受けた者や、家から避難しなくてはならなかった者(高客観的被災者)は、アポリポ蛋白e-ε4 対立遺伝子をもっている場合にのみ、一年後に自己報告式の健康項目を低く回答し、知覚されたコントロール感が低かった。同様に、地震を深刻な苦痛に満ちたものと答えた者(高主観的被災者)も、アポリポ蛋白e-ε4対立遺伝子をもっている場合にのみ、一年後の機能性や健康が低かった。結論:本研究の知見はアポリポ蛋白e-ε4 対立遺伝子の遺伝的変異が、自然災害への被災といった外因性のストレスが健康に及ぼす効果を調整することを示唆している。



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