忍者ブログ
ADMIN / ENTRY
最新記事
(04/12)
(04/11)
(04/08)
(04/07)
(04/06)
(04/05)
(04/04)
(04/02)
(04/01)
(03/31)
(03/30)
(03/29)
(03/28)
(03/26)
(03/25)
(03/24)
(03/24)
(03/23)
(03/23)
(03/22)
(03/21)
(03/21)
(03/21)
(03/20)
(03/20)
ブログ内検索
災害関連(カトリーナ台風、地震、それ以外の災害)の心理学英語論文のアブストラクトを日本語に訳したものです。興味がある方、物足りない方はリンクをたどって本文を入手してお読みください。(リンク先への移動にはやや時間がかかるのでご注意ください)
<<  2024/04  >>
10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 
[29]  [28]  [27]  [26]  [25]  [23]  [22]  [21]  [20]  [19]  [18
2024/04/29  09:34:51
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2011/03/19  10:57:52
Family and individual factors associated with substance involvement and PTS symptoms among adolescents in greater New Orleans after Hurricane Katrina.
カトリーナ台風以降のニューオリンズにおける、青少年の薬物関与と心的外傷症状に関連する家族と個人の要因の検討
Rowe, Cynthia L.; La Greca, Annette M.; Alexandersson, Anders
Journal of Consulting and Clinical Psychology, Vol 78(6), Dec 2010, 806-817.
http://psycnet.apa.org/journals/ccp/78/6/806

目的:本研究では、臨床機関に紹介された台風被災者の青少年の心的外傷ストレス症状とドラッグへの関与を規定する要因として、台風のインパクトや家族と個人のリスクファクターを検討した。方法:80名の青少年(87%が男性、13~17歳、平均年齢15.6歳、38%がマイノリティ)とその親が、薬物乱用治療の受理面接を受けた。時期は被災後16~46ヶ月後であった。独立変数は、台風の影響をあらわす変数(初期の喪失/損害・知覚された命の危険)、デモグラフィック要因と災害前から続く要因(家族の収入・性別・被災前の薬物使用状況・被災前のトラウマ経験・親の薬物使用状況)、そして災害後の非行行動であった。結果:階層的多変量回帰分析の結果、青少年の薬物関与は家族の高収入、親によるモニタリングの低さ(青少年の報告によるもの)、非行行動と関連していた。青少年が報告するPTS症状は、台風関連の初期の喪失/損害や家族のまとまりのなさ(青少年からの報告)、非行行動と関連しており、親が報告する青少年のPTS症状は、両親の精神病理の多さや親によるモニタリングの低さ(青少年からの報告)、家族のまとまりのなさ(青少年からの報告)と関連していた。結論:これらの結果は台風のインパクトは青少年が自己報告したPTS症状のみと関連していることを示す。しかし、災害後の家族や個人のリスクファクター(家族のまとまりの欠如、親のモニタリングの不足、非行行動の多さ)は青少年の薬物関与とPTS症状の両方と関連していた。これらの要因を明らかにすることによって、今後の研究の方向性および災害後に生じる青少年の薬物関与のスクリーニングや介入を刷る際のターゲット領域が明らかになった。


PR
この記事にコメントする
お名前:
タイトル:
文字色:
メールアドレス:
URL:
コメント:
パスワード:   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
Powerd by NINJAブログ / Designed by SUSH
Copyright © 災害関連の心理学英語論文:要約日本語版 All Rights Reserved.
忍者ブログ [PR]