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災害関連(カトリーナ台風、地震、それ以外の災害)の心理学英語論文のアブストラクトを日本語に訳したものです。興味がある方、物足りない方はリンクをたどって本文を入手してお読みください。(リンク先への移動にはやや時間がかかるのでご注意ください)
2024/04/18
21:31:57
2011/03/23
10:08:36
Psychological distress and somatic symptoms after natural disaster: Differential vulnerability among older adults.
自然災害後の心理的苦痛と身体症状について:中高年に見られる脆弱性の違いの検討
Phifer, James F.
Psychology and Aging, Vol 5(3), Sep 1990, 412-420.
http://psycnet.apa.org/journals/pag/5/3/412/
1984年にケンタッキー州南東部で起きた深刻な洪水災害の前後に、200名の中高年の成人が面接を受けた。本研究でとりあげる問題は、年齢、性別、婚姻状況、職業的地位、教育レベル、洪水前の身体的・心理的問題の兆候レベルの違いに応じて、被災した中高年の洪水後の身体的・心理的な問題兆候の脆弱性に違いがあるかを検討することであった。洪水の被災経験は被災から18ヶ月たった後の抑うつ、不安、身体症状の増加と関連していた。中高年サンプルの中では、男性であること、職業的地位が低いこと、年齢が55~64歳であることが、心理的問題の兆候の増加に関連するリスク要因として有意な結果を示した。身体的影響については、社会人口学的な要因が被災の影響の調整要因として働くことはなかった。中高年の被災者に対する危機状況の介入サービスへのインプリケーションが議論された。
自然災害後の心理的苦痛と身体症状について:中高年に見られる脆弱性の違いの検討
Phifer, James F.
Psychology and Aging, Vol 5(3), Sep 1990, 412-420.
http://psycnet.apa.org/journals/pag/5/3/412/
1984年にケンタッキー州南東部で起きた深刻な洪水災害の前後に、200名の中高年の成人が面接を受けた。本研究でとりあげる問題は、年齢、性別、婚姻状況、職業的地位、教育レベル、洪水前の身体的・心理的問題の兆候レベルの違いに応じて、被災した中高年の洪水後の身体的・心理的な問題兆候の脆弱性に違いがあるかを検討することであった。洪水の被災経験は被災から18ヶ月たった後の抑うつ、不安、身体症状の増加と関連していた。中高年サンプルの中では、男性であること、職業的地位が低いこと、年齢が55~64歳であることが、心理的問題の兆候の増加に関連するリスク要因として有意な結果を示した。身体的影響については、社会人口学的な要因が被災の影響の調整要因として働くことはなかった。中高年の被災者に対する危機状況の介入サービスへのインプリケーションが議論された。
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