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災害関連(カトリーナ台風、地震、それ以外の災害)の心理学英語論文のアブストラクトを日本語に訳したものです。興味がある方、物足りない方はリンクをたどって本文を入手してお読みください。(リンク先への移動にはやや時間がかかるのでご注意ください)
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2024/04/27  05:44:46
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2011/03/18  17:19:37
Public mental health: The role of population-based and macrosystems interventions in the wake of Hurricane Katrina.
公衆精神衛生:カトリーナ台風直後の住民ベースでマクロシステム的な介入の役割
McGuinness, Kevin M.; Coady, Jeff A.; Perez, Jon T.; Williams, N. Chanell; McIntyre, David J.; Schreiber, Merritt D.
Professional Psychology: Research and Practice, Vol 39(1), Feb 2008, 58-65.
http://psycnet.apa.org/journals/pro/39/1/58/

政策立案者や意思決定担当者たちは、想像を絶する惨事の直後に、荒廃したコミュニティの需要を把握するために苦心している。専門的な心理学は災害の結果を吟味して、その答えのいくつかを提供している。6名のアメリカ公衆衛生局の職員である著者たちは、この新しい活動領域における自分たちの経験を記述している。著者たちはカトリーナ台風災害に国家が対応していたとき、連邦レベル、州レベル、そして地方レベルの政府で働いていた。著者たちは高い付加価値をもつ実践領域を特定することに奮闘し、専門的な心理学者の新しい役割を明らかにした。著者たちは、従来の危機やトラウマ介入は、従来とは異なる住民ベースでマクロシステムレベルの介入を含む形に拡張していることを主張する。このような役割はナラティブ形式で探求されており、役割の価値を認識し、それらを効果的に配置する意思決定者たちに心理学者が及ぼすことのできる影響力についての専門的・個人的洞察を与えるものである。


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2011/03/18  15:11:41
Reestablishing mental health services in St. Bernard Parish, Louisiana, following Hurricane Katrina.
カトリーナ台風以後のルイジアナ州セントバーナード郡におけるメンタルヘルスサービスの再構築
Mitchell, Monica J.; Witman, Marjorie; Taffaro, Craig
Professional Psychology: Research and Practice, Vol 39(1), Feb 2008, 66-76.
http://psycnet.apa.org/journals/pro/39/1/66/

2005年8月にカトリーナ台風がルイジアナ沿岸を襲い、セントバーナード群の住民たちは家や仕事を失い、社会的ネットワークが危機にさらされた。著者たちが2005年12月(カトリーナ台風の4カ月後)に郡に配置されたときには、悲嘆や抑うつ、不安、心的外傷後ストレス、適応障害、精神疾患の症状がクリニックの患者たちから逸話的に報告された。その後2006年8月(カトリーナ台風の11カ月後)に、著者たちがフォローアップとして現地を訪れた際に行った調査データの分析を通して、これらの逸話が本当であったことが確認された。アメリカ合衆国公衆衛生局との提携のもと、セントバーナード郡は郡の再建をするなかで、医療並びに精神保健サービスの復元を優先した。精神保健の実践と社会政策へのインプリケーションが要約された。


2011/03/18  15:10:48
In the aftermath of Hurricane Katrina: A personal story of a psychologist from New Orleans.
Osofsky, Joy D.
Professional Psychology: Research and Practice, Vol 39(1), Feb 2008, 12-17.
カトリーナ台風の余波:ニューオリンズ出身の心理学者の身の上話
http://psycnet.apa.org/journals/pro/39/1/12/

著者はニューオリンズに在住する心理学者でトラウマ研究を専門としている。本稿ではカトリーナ台風の余波で彼女に起こった身の上話が記されている。危機に対する直後の反応は自分のコミュニティーの破壊と関連した個人的な感情の生起であり、精神的健康反応を組織化する方法が精緻化された。さらに、著者はルイジアナ州立大学ヘルスサイエンスセンターのトラウマ対処チームの働きを記述し、彼らが災害直後からクルーズ船を使ってニューオリンズの最初の避難者たちや学校やコミュニティに対して、奉仕活動やメンタルヘルスサービスを実施したことを記している。著者は災害時の心理的な応急処置について述べ、最初の避難者や子ども、そして家族の経験を説明している。最後に著者が学んだ教訓が精緻化されている。このような人生をひっくりかえすような経験の中では、ネガティブな教訓もあるがポジティブな教訓も得られる。代理受傷を認識することや、被害者、生存者、そしてメンタルヘルスを与える人々のセルフケアが重要であることが強調された。。



2011/03/18  15:10:07
Organizing chaos: Crisis management in the wake of Hurricane Katrina.
カオスの体系化:カトリーナ台風を受けた危機管理
Rizzuto, Tracey E.; Maloney, Laura K.
Professional Psychology: Research and Practice, Vol 39(1), Feb 2008, 77-85.
http://psycnet.apa.org/journals/pro/39/1/77/

本研究では、D.Smith(1990)の危機管理モデルを使って、ニューオリンズにあるルイジアナ動物虐待防止協会のカトリーナ台風に対する対応を時系列で記録し、この危機の特徴や、台風後の数年間に組織が直面した定番のパターンについて解説した。著者たちはこの危機が様々な段階でもたらした組織的難題を記述し、組織の成功を後押しした長所が何であったのかを明らかにした。組織や組織心理学者がカトリーナ台風の惨事から学ぶことのできる実践的・理論的な見解がもたらされた。今後生じるかもしれない危機的状況にうまく備えられるようになるための5つの教訓が要約された。



2011/03/18  15:09:25
A preliminary investigation of family coping styles and psychological well-being among adolescent survivors of Hurricane Katrina.
カトリーナ台風の青少年被災者の家族のコーピングスタイルおよび精神的健康についての予備調査
Vigil, Jacob M.; Geary, David C.
Journal of Family Psychology, Vol 22(1), Feb 2008, 176-180.
http://psycnet.apa.org/journals/fam/22/1/176/

カトリーナ台風を生き延び、現在避難者のための仮設住宅に住む50名の青少年(12~17歳)と、年齢や人種、社会的地位が同程度であり、被害を受けなかった青少年31名の比較が行われた。台風被害者は、信頼の増加と家族やコミュニティに基づくサポートを更に求めようとする動きの反映として、家族をまとめるための方略(family mobilizing strategy)がとられていることを報告した。同時に彼らは、自尊心が下がっており、苦痛や抑うつといった症状を多く示していた。追跡調査の結果、回答者の台風関連のトラウマ経験や心理的苦痛に見られる回答グループの差は、一部分は家族のコーピング方略によって媒介されていることが示唆された。すなわち、コミュニティーからもたらされるサポートの増加は青少年の精神的健康に予期せぬ結果をもたらしている可能性が指摘された。これらの結果は、大規模災害の影響を受けた青少年の家族のコーピングスタイルがもたらす利益とコストとを明らかにする研究をすすめることの重要性を指摘するものである。



2011/03/18  15:08:19
The dirty dozen: Twelve failures of the Hurricane Katrina response and how psychology can help.
汚れた1ダース:カトリーナ台風への対応に見られた12の失敗と、心理学にできること
Gheytanchi, Anahita; Joseph, Lisa; Gierlach, Elaine; Kimpara, Satoko; Housley, Jennifer; Franco, Zeno E.; Beutler, Larry E.
American Psychologist, Vol 62(2), Feb-Mar 2007, 118-130.
http://psycnet.apa.org/journals/amp/62/2/118/

この統合的解析は、カトリーナ台風の例からわかるように、アメリカ合衆国が大規模災害に効率よく対応するための警戒態勢を整えていないことを取り上げる。まず、台風前後に生じた問題のある対応を時系列で並べると、政府が様々なレベルで直面する特殊な問題が読者に見えてくる。次に、「汚れた1ダース」つまり、過去に起きた災害で生じた12個の大失敗(それはカトリーナ台風時にも不十分な対応を引き起こした)が呈示された。3つ目に、心理学がトラウマ治療だけでなく、広範な社会福祉の観点から災害計画や緩和の努力を方向づけるために更に貢献していくことを奨励した。最後に、将来的な大惨事に対する国家の総合的な備えを左右するような、人間行動に対する重点的な学際研究の領域や、心理学者が因果関係を扱う以外にも個人的にそれらの研究に携わっていく方法が特定された。


2011/03/18  13:04:33
Predisaster trait anxiety and negative affect predict posttraumatic stress in youths after Hurricane
災害前の特性不安とネガティブ感情がカトリーナ台風以降の若者の心的外傷後ストレスを予測する
Katrina.Weems, Carl F.; Pina, Armando A.; Costa, Natalie M.; Watts, Sarah E.; Taylor, Leslie K.; Cannon, Melinda F.
Journal of Consulting and Clinical Psychology, Vol 75(1), Feb 2007, 154-159.
http://psycnet.apa.org/journals/ccp/75/1/154/

理論と過去の研究に基づき、災害前の子どもの特性不安は、災害関連の心的外傷後ストレス症状(PTSS)や全般性不安障害症状を予測するという仮説がたてられた。この結果は台風に遭遇した回数を統制した後でも見られると考えられた。結果はこの仮説を支持していた。さらに、災害前のネガティブ感情が災害関連の心的外傷後ストレス症状と全般性不安障害症状を予測していた。また、カトリーナ関連の心的外傷後ストレス障害は、台風に遭遇した回数と性別(女性であること)で予測された。これらの知見と若い時に遭遇した災害のインパクトを和らげるための介入方法の開発の関係が考察された。

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