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災害関連(カトリーナ台風、地震、それ以外の災害)の心理学英語論文のアブストラクトを日本語に訳したものです。興味がある方、物足りない方はリンクをたどって本文を入手してお読みください。(リンク先への移動にはやや時間がかかるのでご注意ください)
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2011/03/18  21:06:45
The role of creative thinking in resilience after hurricane Katrina.
カトリーナ台風後に創造的思考がレジリエンスに果たす役割
Metzl, Einat S.
Psychology of Aesthetics, Creativity, and the Arts, Vol 3(2), May 2009, 112-123.
http://psycnet.apa.org/journals/aca/3/2/112/

本研究は、創造的思考がレジリエンス(逆境に遭遇しても主観的な精神的健康を維持すること)のプロセスを、直接、またはパーソナリティやデモグラフィック要因の調整を受けたうえで予測することを仮説とした。カトリーナ台風で住居をなくした80名の被災者が調査に回答し、創造的思考の測定尺度、逆境の知覚、精神的健康、短縮版のパーソナリティ測度、デモグラフィック要因を答えた。補足として、17名の参加者の経験の質的な研究が、文脈上の枠組みの理解を補強した。その結果、パーソナリティ特性とデモグラフィック要因を考慮すると、オリジナリティーとフレキシビリティーが精神的健康を有意に予測した。特にオリジナリティーは外向性の有意な予測因となり、外向性は人生満足度の有意な予測因となった。また、フレキシビリティーとオリジナリティーは、アフリカ系アメリカ人の臨床ストレスと人生満足度を有意に予測したが、ヨーロッパ系アメリカ人では有意な結果ではなかった。さらにオリジナリティーとフレキシビリティーは、より大きな所得格差を報告した参加者のレジリエンスを予測していた。これらの知見とインタビューのトライアンギュレーション(異なる研究手法とあわせること)によって、レジリエンスとしての創造的思考の現れはSESや文化、社会構造の調整を受けるが、社会的特権や資源の普及といった状況では効果が隠されてしまう可能性があるという考えが支持された。



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